10月にグランドオープンを迎えた「SCOP TOYAMA」。
富山県創業支援センターと創業・移住促進住宅を兼ね備えた複合型の施設です。
シェアライフ富山では、このSCOP TOYAMAの創業・移住促進住宅の運営部分を担当しています。
住居棟にはすでに入居者も徐々に集まり、日々様々な交流がリビングにて行われています。
西棟に引き続き、今回は東棟のコンセプトを紹介いたします！
蓮町駅から馬場記念公園を通り抜けて、徒歩5分。
立山連峰を眺めるロケーションにSCOP TOYAMA住居棟の2棟は立っています。
2棟合わせて「シェアハウス32室、アパートメント28室」を備えるシェア住宅において、
東棟は「多様な人が共に暮らし、コミュニティを育むコレクティブハウス」をコンセプトに運営しています。
東棟での暮らしは、多種多様な人たちが「持ちつ持たれつ」共生する ”多世代交流型 シェアハウス＆アパートメント” です。
幅広い世代のシェアメイトたちが共に暮らす中で、互いの「距離感」「多様性」を尊重する ”ちょっとおせっかい” が自然な日常。
日々の「当たり前なこと」を、今よりちょっと、丁寧に味わう。
衣食住を、時間を、場所を、みんなでシェアする。
東棟ではそれぞれが持っている好きなこと・得意なことを持ちより、この場所に集まる一人ひとりにとっての「豊かさの種」を育てていける環境を目指しています。
そのため、「対話すること」「余白を味わうこと」を大切に日常生活は流れています。
入居者みんなが自由に使えるダイニングキッチン、リビングといった広々と自由度の高い共用スペースや
手作業・手仕事の「やってみたい！」を実現する家庭菜園やDIYスペース等、日々の暮らしが楽しくなる空間の中で
入居者が主体となり交流イベントを開催できる垣根のない環境も、東棟の魅力です。
生活面では、北欧のコレクティブハウスではお馴染みの「コモンミール」をSCOP風にアレンジして実施しています。
月に一度、同じ食卓を囲む機会はコミュニケーションがちょっと苦手な人でも大丈夫。
互いの距離感を大切に、一人ひとりが緩やかに共同生活に溶け込めるようになっています。
実際に「はじめまして」の入居者の方々がコモンミールをきっかけに富山市内のイベントに一緒に出かけたり、次のコモンミールの企画を立てたり「交流の種」が育っています。
それぞれが作った夕食をいつの間にかみんなで食べていたり、パン好きが集まって休日にパン教室が開催されたり。
日常生活の中で、緩やかに「好きなこと」をシェアする風土が ”東棟らしさ” として育ってきました。
（先日はシェアメイト発案企画でのクリスマス会が行われたり、年末は地域の方に杵と臼をお借りし富山のもち米で ”餅つき大会” を開催します！）
東棟を選んで入居される方は、下記のような方が多いです。
・日常に「あたたかい繋がり・交流」がほしい単身者
・ワンオペ育児に行き詰まりを感じている子育て世代
・定年を迎え、都心を離れて地方暮らしにシフトしてみたいシニア世代
・富山に知り合いがいない、土地勘がない移住希望者
・実家を出たいけど「生活音」のある暮らしはしたい県内在住者
・スローライフに憧れる人
・誰かとご飯を一緒に食べたい人
年齢や立場、所属が違っても、上下関係は一切なし。
「フラットでありながら濃い付き合いがしたい」そんな風土で生まれるこれからの時代の新しいコミュニティが東棟の在り方です。
“多世代共生型” 住居ならではの「住人みんなで伸びしろを味わう」「無理をしない暮らし」を楽しみたい方はぜひ一度東棟に遊びに来てください。
＜執筆者＞ SCOP TOYAMAスタッフ 岡崎 綾
