こんにちは、シェアハウスちえのわ大泉に住んでいるもときです。
大阪から富山に来て5年。初めてホタルイカすくいに行ってきました。
ずっと行きたいなーと思っていて、いざ行ってみると没頭するくらい楽しかったんですよね。
具体的には、3月の海に1時間ずっと入ってても苦にならないくらい楽しいです。ストップがかからなければ2時間でも3時間でもいけました。
この楽しさをいろんな人に知ってほしいなと思ったので、ホタルイカすくいのやり方や準備するものなど、必要なことを全部紹介します。
富山にいるなら一度は体験してみてほしいですね。
富山の海岸ではホタルイカが大量発生する時期があり、通称「ホタルイカの身投げ」と呼ばれます。
産卵のため海岸近くに来たホタルイカを網で獲って、ボイルや漬けにして食べるんですよ。
普通にスーパーでも並んでますが、自分で獲ってすぐに食べるのが美味しいんですよね。
ホタルイカのシーズンは3〜5月頃。でもこの期間ならいつでも獲れるわけではないです。
条件としては、
・月の満ち欠けが新月(新月の前後)
・海の潮位が満潮後、2〜3時間
下記の潮位表でも分かるとおり、深夜に行って湧いてくるのを待つのが基本スタイルです。
上記に加えて、より確率の高まる条件が、
・天気が晴れていて気温が高い
・波が落ち着いてる(まったく無いのがベスト)
・南風が吹いてる
ただ、条件が最高でも獲れないことがあるのがホタルイカ。明け方まで待っても2〜3匹しかとれないこともザラですね。
人気のスポットを記したのが上の地図です。
(縮小していくと他のホタルイカスポットも見られます)
獲れる場所には砂浜と漁港があり、砂浜だと海に入って網ですくい、漁港だと堤防から長い網ですくいます。
おすすめは砂浜。漁港で獲る場合、堤防から身を乗り出すのって危ないし、朝方は漁師さんがいるので仕事の妨げになりますよね。
人気のスポットは上の地図にある「四方漁港・八重津浜」。今回行ったのも四方漁港の左側にある砂浜でした。
砂浜で海に入ってすくうなら最低限必要なものは、
・ウェーダー(胴長とも言う)
・網
・ヘッドライト(帽子込み)
・バケツ(ホタルイカ一時保管用)
・クーラーボックス or 発泡スチロールボックス(ホタルイカ持ち帰り用)
全部、釣具屋でそろいます。僕は店員さんに言って見繕ってもらいました。
ウェーダーというのは、靴が一体化した防水オーバーオールみたいな感じですね。漁師さんがよく着てるやつです。これを着て海に入ります。
バケツと発泡スチロールボックスは百均でも大丈夫です。でもそれ以外は妥協しないほうが楽しめますね。
他にあったほうがいいものとして、
・着替え
・タオル
・二の腕までのゴム手袋
・防寒着
波が高いとウェーダーの中に水が入るので、着替えとタオルは念のため。
3月の海は冷たいので防寒もしていくとグッドですね。僕はワークマンで買った防寒ズボンと上着を着ていきましたが、1時間ずっと海に入ってても一切寒くなかったです。ワークマンすごい。
ホタルイカすくいで知っておきたい知識を授けます。
ホタルイカが波に乗って砂浜に漂着してることがあります。砂を大量に含んでいるので拾うのはやめておきましょう。
同じ理由で、波打ち際を漂っているホタルイカも砂を多く含んでいます。これもすくわないようにしましょう。
バケツに半分ほど海水を入れて、ホタルイカをなるべく泳がせるようにしましょう。
数が多くなると水が汚れてくるので、ホタルイカだけ網に出して水を入れ替えると清潔ですね。
これは知らなくても大丈夫ですが、ホタルイカではない「ホタルイカモドキ」が混じっていることがあります。ホタルイカよりも数は少なく、食べても問題ありません。
ホタルイカモドキの特徴は、
・ホタルイカよりも一回り大きい
・耳の先(かんむり)が鋭い
・茹でると縞模様が浮きでる
ちなみに、ホタルイカの分類は「ツツイカ目ホタルイカモドキ科ホタルイカ属」だそうです。
で、ホタルイカモドキの分類は「ツツイカ目ホタルイカモドキ科ホタルイカモドキ属」。
つまり大きなくくりだと、両方ともホタルイカモドキなんですよね。
分類の由来について、詳しく知りたい人は下記の記事をどうぞ。
ボイルでも生でも食べることはできますが、寄生虫がいることがあるのでボイルが安全です。
定番の食べ方は酢みそ和え。作り方は、
1. 鍋に水と、ひとつまみの塩を入れ沸騰させる
2. ホタルイカを入れて3分茹でる(寄生虫対策)
3. ホタルイカの目を取り除く
4. 酢みそと和える
ホタルイカの目は食べても大丈夫ですが、固くて食感が悪いです。味に集中したいなら取っておくのがおすすめですね。
どうしても生で食べたいなら専門のお店に行きましょう。生きたまま醤油に漬ける沖漬けや、刺し身を安全に楽しむことができます。
ホタルイカすくいに情報は欠かせません。寒い中、砂浜でずっと探すよりも、下記のSNSで「ホタルイカいた!」という投稿を見てから行きましょう。
・Twitter
・Instagram
・LINEのオープンチャット
僕はLINEのオープンチャットに張り付いていました。各地の状況を質問したり、こちらの状況もシェアしたり、持ちつ持たれつですね。
ここまでホタルイカすくいについて紹介しましたが、せっかく行くなら一人じゃなくて友達と楽しみたいですよね。
他にも「ホタルイカが湧くまで暖かい家で待ちたい」とか「獲ったホタルイカをすぐに調理して食べたい」って人もいますよね。
そんな人におすすめのシェアハウスがあるんですよ。
ホタルイカ人気スポットまで徒歩1分のぷち田舎シェア四方。富山の自然を楽しめて、かつ複合施設 MAROOT (マルート)のある富山市へも車で15分。
これを聞いて興味が出た人もいると思うんですけど、実際の雰囲気が気になりますよね。
実は体験入居ができます。
シェアハウスは四方以外にもあるので、気になった人はチェックしてみてください。
シェアハウス一覧これでホタルイカすくいとシェアハウスの魅力は十分伝わったかなと思います。
普段会わないであろう人と交流して、やってみたかったことに挑戦して、一緒に楽しめるのは良い経験ですね。一人暮らしのままだったら絶対ホタルイカすくいやってないですよ。
これを見てるあなたにホタルイカが寄って来ること祈って締めとさせていただきます。
もときでした。